日焼け後の肌がヒリヒリするときは、まず肌を冷やし、刺激を避けることが大切です。日焼けは紫外線によって皮膚に炎症が起こっている状態であり、間違ったケアをすると痛みや赤みが強くなる可能性があります。
ほてりが落ち着いた後は、刺激の少ない保湿剤で肌を保護しましょう。また、水ぶくれや強い腫れ、発熱などがある場合には、自己判断で薬を使い続けず医療機関への相談が必要です。
この記事では、日焼け後のヒリヒリをケアする方法から、化粧水や市販薬の選び方、受診が必要な症状まで詳しく解説します。
日焼け後にヒリヒリする原因

日焼け後に肌がヒリヒリするのは、紫外線によって皮膚がダメージを受け、炎症反応が起きるためです。
日焼け直後には症状が目立たなくても、時間が経ってから赤みや痛みが強くなる場合があります。
まずは、日焼けによる肌の変化を理解しておきましょう。
紫外線によって皮膚に炎症が起こる
日焼け後のヒリヒリは、主に紫外線によって皮膚の細胞がダメージを受け、炎症が起こることで生じます。特にUVBは皮膚表面に強く作用し、赤みや熱感、痛みなどを引き起こす原因になります。
紫外線を浴びると、ダメージを受けた皮膚で炎症反応が起こり、血流が増えるため肌が赤く見えるようになります。強い日焼けでは腫れや水ぶくれを伴うこともあるため、単なる「肌が焼けた状態」と考えず、刺激を避けてケアすることが大切です。
日焼けを防ぐ方法について詳しく知りたい方は、紫外線が肌に与える影響と対策も参考にしてください。
日焼け後のヒリヒリは何日続く?
日焼けによる赤みやヒリヒリは、紫外線を浴びた直後ではなく、数時間経ってから現れることがあります。一般的なサンバーンの赤みは12~24時間程度で強くなり、その後は数日かけて徐々に落ち着いていきます。
軽度であれば数日程度で改善していくことがありますが、強い日焼けでは痛みや皮むけが1週間前後続くこともあります。症状の続く期間には個人差があるため、日数だけで重症度を判断せず、痛みや水ぶくれなどの状態も確認しましょう。
日焼け後に赤みや痛みが出たときはサンバーンの可能性も
サンバーンとは、紫外線を浴びたことによって起こる急性の炎症反応です。肌が赤くなるだけでなく、ヒリヒリした痛みや熱感、腫れを伴うことがあります。
症状が強くなると水ぶくれやびらんが生じることもあります。また、広い範囲に強い日焼けをすると、発熱や悪寒、吐き気などの全身症状が現れるケースもあります。
赤みや痛みが強いときは肌を冷やし、症状が重い場合には皮膚科などの医療機関へ相談してください。
日焼け後にヒリヒリするときの正しいケア

日焼け後にヒリヒリするときは、美白ケアなどを急ぐのではなく、炎症を起こしている肌への刺激を減らすことが優先です。
冷却から保湿、紫外線対策まで、日焼け直後に意識したいケアを順番に解説します。
まずは冷たいタオルやシャワーで肌を冷やす
日焼け後にほてりやヒリヒリを感じたら、まずは肌を優しく冷やしましょう。冷たい水で濡らした清潔なタオルを当てたり、冷たすぎないシャワーを浴びたりする方法があります。
肌を冷やすことで、日焼けによる熱感や痛みをやわらげられることがあります。タオルを当てる際は肌をこすらず、そっと当てるのがポイントです。
日焼けした範囲が広い場合には、冷たすぎないシャワーなどを利用すると、広い範囲を無理なく冷やせます。
肌をこすらず優しく洗う
日焼け後の肌はバリア機能が低下し、普段より刺激を受けやすい状態です。体や顔を洗うときは、ナイロンタオルやスクラブなどで強くこするのを避けましょう。
洗浄料を使用する場合も、刺激を感じる部分では使用量を控え、よく泡立てて手で優しく洗うことが大切です。洗った後はタオルでゴシゴシ拭かず、軽く押さえるように水分を取ります。
強い痛みがある場合は無理に洗浄せず、肌への刺激を最小限に抑えてください。
ほてりが落ち着いたら刺激の少ない保湿剤で保湿する
肌の熱感がある程度落ち着いたら、刺激の少ない保湿剤を使って肌の乾燥を防ぎます。日焼け後は皮膚の水分が失われやすく、時間が経つと乾燥やつっぱり、皮むけが起こることがあります。
香料やアルコールなどが刺激になる場合もあるため、敏感になっている肌にはシンプルな処方の保湿剤が適しています。ただし、塗ったときに強くしみたり痛みが増したりする場合は無理に使用せず、いったん使用を中止しましょう。
水分をこまめに補給する
強い日焼けをしたときは、肌のケアだけでなく水分補給も意識しましょう。日焼けした皮膚では体液が皮膚表面側へ移動しやすくなり、広範囲の日焼けでは脱水にも注意が必要です。
特に暑い屋外で長時間過ごした後は、発汗によって水分を失っている可能性もあります。のどが渇いていなくても、水や飲みやすい飲料を少しずつ補給してください。
めまいや強い倦怠感などがある場合には、熱中症の可能性も考えて早めに医療機関へ相談しましょう。
紫外線を避けて肌を休ませる
日焼けした肌にさらに紫外線が当たると、炎症や痛みが強くなる可能性があります。症状が落ち着くまでは直射日光をできるだけ避け、屋外では衣類や日傘などを使って患部を守りましょう。
ただし、日焼けした部分を衣類で覆う場合も、肌に密着する服や硬い素材は摩擦につながります。ゆったりとした衣類を選ぶなど、紫外線だけでなく摩擦刺激にも配慮することが大切です。
症状が改善するまでは、長時間の日光浴やレジャーも控えましょう。
水ぶくれや皮むけがある場合は触らずに保護する
日焼けによって水ぶくれができても、自分でつぶすのは避けてください。水ぶくれを覆う皮膚には傷口を外部の刺激や細菌から守る役割があるため、できるだけそのまま保護します。
皮むけが始まった場合も、浮いている皮膚を無理にはがすと、まだ回復していない皮膚を傷つける可能性があります。清潔を保ち、刺激を与えず自然に治るのを待ちましょう。
大きな水ぶくれや広範囲の水ぶくれがある場合は、医療機関への相談が必要です。
日焼け後に使う化粧水・保湿剤の選び方

日焼けした肌は普段よりも敏感になっているため、いつもの化粧品が刺激になることもあります。
化粧水や保湿剤を使う際は、美容成分の多さよりも肌への刺激の少なさを優先しましょう。
低刺激で保湿力のある化粧水や保湿剤を選ぶ
日焼け後の保湿には、香料やアルコールなどによる刺激が少なく、保湿を目的としたシンプルな化粧水や乳液、クリームなどが使いやすいでしょう。ただし、「低刺激」と表示されている商品でも、すべての人に刺激が起こらないとは限りません。
普段使っている製品でも、炎症中の肌では刺激を感じる場合があります。塗布後に赤みや痛みが強くなる場合は使用を中止し、症状が落ち着くまでは無理にスキンケアを重ねないことも大切です。
化粧水や保湿剤がしみる場合は無理に使わない
日焼け後の肌に化粧水をつけて強くしみる場合は、「保湿しなければ」と無理に使い続けないようにしましょう。炎症によって肌のバリア機能が低下していると、普段は問題なく使える化粧品でも刺激になることがあります。
まずは冷却を優先し、ほてりが落ち着いてから少量を試します。痛みや赤みが増す場合には使用を中止してください。
日焼けが強く、どの保湿剤でも刺激を感じる場合には、皮膚科で肌の状態を確認してもらうと安心です。
美容成分を含むスキンケアは炎症が落ち着いてから使う
日焼け後にシミが心配だからといって、すぐに美白ケアや角質ケアを始める必要はありません。炎症中の肌に刺激のある成分を重ねると、ヒリヒリ感が強くなることがあります。
レチノールやピーリング成分など、刺激を感じやすい成分を含む化粧品は、赤みや痛みが十分に落ち着いてから再開しましょう。まずは冷却と保湿を中心としたシンプルなケアを行い、肌が普段の状態に戻ってから目的に合わせたスキンケアへ移行します。
日焼け後の乾燥が気になる方は、乾燥した肌の高保湿ケアも参考にしてください。
日焼け後のヒリヒリに薬は使える?

日焼け後の痛みや炎症に対して、市販薬が選択肢になる場合もあります。
ただし、日焼けの程度や使用する部位によって適した薬は異なります。
特に顔や広範囲の日焼けでは、自己判断だけで薬を選ばないことが大切です。
市販薬は症状や使用部位に合ったものを選ぶ
日焼けによる痛みがある場合、市販の鎮痛薬などが使用できるケースがあります。ただし、成分によって服用できない人もいるため、添付文書に記載された用法・用量や禁忌を必ず確認してください。
外用薬についても、日焼けの程度や使用部位によって適否が異なります。水ぶくれや傷がある部分に自己判断で薬を塗るのは避けましょう。
どの薬を選べばよいかわからない場合や、持病がある方、妊娠・授乳中の方などは医師や薬剤師へ相談してください。
ステロイド外用薬は医師・薬剤師に相談して使用する
ステロイド外用薬には皮膚の炎症を抑える作用がありますが、日焼けであれば誰でも同じように使用できるわけではありません。症状の程度や使用部位、皮膚の状態によって適した薬の種類や強さが異なります。
特に顔の皮膚は体と比べて薬を吸収しやすいため、自己判断で長期間使用するのは避ける必要があります。また、水ぶくれが破れている部分などでは使用方法が異なる場合があります。
使用を検討する際は医師や薬剤師へ相談しましょう。
顔や広範囲の日焼けは自己判断で薬を使わない
顔や目の周辺、体の広い範囲に強い日焼けがある場合には、市販薬だけで対処しようとせず、症状に応じて医療機関へ相談しましょう。広範囲の日焼けでは皮膚症状だけでなく、脱水や発熱、吐き気などの全身症状を伴うことがあります。
また、顔に大きな水ぶくれができている場合や目に痛みがある場合も受診が推奨されます。薬を塗って症状を抑えることだけを優先せず、重症度を確認することが重要です。
日焼け後にやってはいけないケア

早く治したいからといって、肌を急激に冷やしたり角質をはがしたりすると、かえって刺激になる場合があります。
日焼け後の肌を守るために避けたいケアを確認しておきましょう。
氷や保冷剤を肌に直接当てる
日焼け後の肌を冷やすことは大切ですが、氷や保冷剤を直接肌に当てるのは避けましょう。急激に冷やしすぎると、日焼けで敏感になっている皮膚にさらにダメージを与える可能性があります。
冷却には冷たい水で濡らしたタオルや、冷たすぎないシャワーを利用します。保冷剤を使う場合にはタオルなどで包み、同じ場所に長時間当て続けないよう注意してください。
日焼けした肌を強くこする
日焼け後の肌は炎症によって刺激を受けやすくなっています。洗顔料やボディソープを使う際に強くこすったり、タオルで何度も摩擦したりするのは控えましょう。
特に赤みやヒリヒリがある状態では、少しの摩擦でも痛みにつながる場合があります。洗うときは手で優しく触れ、タオルドライも押さえる程度にします。
衣類についても、患部にこすれやすい硬い素材や締め付けの強いものは避けるとよいでしょう。
熱いお風呂や長時間の入浴をする
日焼け直後に熱いお風呂へ入ると、ほてりや痛みを強く感じることがあります。入浴する場合は熱い湯を避け、ぬるめのシャワーや短時間の入浴にとどめましょう。
また、長時間の入浴は皮膚の乾燥につながることがあります。体を温めることよりも、日焼けした肌への刺激を避けることを優先してください。
入浴後はタオルで優しく水分を拭き取り、刺激を感じなければ保湿剤を塗ります。
皮むけした皮膚を無理にはがす
日焼けから数日経つと、ダメージを受けた皮膚表面がはがれ始める場合があります。気になっても、自分で引っ張ってはがすのは控えましょう。
無理にはがすと、まだ回復途中の皮膚まで傷つけ、痛みや炎症の原因になる可能性があります。皮むけしている間も保湿を続け、自然にはがれるのを待ちましょう。
衣類との摩擦にも注意し、できるだけ肌に負担をかけないように過ごしてください。
水ぶくれをつぶす
水ぶくれができるほどの日焼けは、皮膚へのダメージが強い状態です。水ぶくれを自分でつぶすと、細菌が入り感染するリスクが高まるため避けましょう。
水ぶくれはできるだけ清潔に保ち、摩擦や圧迫から守ります。大きな水ぶくれができた場合や、破れて膿が出る、周囲の腫れが強くなるといった変化がある場合には医療機関を受診してください。
スクラブやピーリングで角質ケアをする
日焼け後に皮膚がゴワついたり皮がむけたりしても、スクラブやピーリングで取り除くのは避けましょう。炎症を起こしている肌に角質ケアを行うと、刺激が加わりヒリヒリや赤みが強くなる可能性があります。
酵素洗顔や拭き取りケアなども、肌の状態によっては刺激になります。日焼け直後は角質を取り除くケアではなく、冷却と保湿を優先し、赤みや痛みがなくなってから通常のスキンケアへ戻しましょう。
刺激の強い化粧品を使用する
日焼け後は肌のバリア機能が低下しているため、普段使えている化粧品でも刺激を感じる場合があります。アルコールを多く含む化粧品やピーリング成分など、刺激を感じやすいアイテムはいったん控えましょう。
また、複数の美容液やパックを重ねるなど、過剰なスキンケアも避けるのがおすすめです。日焼け直後は「何かを足す」よりも、肌を刺激せず休ませることを優先してください。
日焼け後のヒリヒリで医療機関を受診すべき症状

軽い日焼けであればセルフケアで症状が落ち着くケースもありますが、強い炎症や全身症状を伴う場合には医療機関での診察が必要です。
ここでは、自己判断で様子を見続けないほうがよい症状を紹介します。
広範囲に水ぶくれができている
日焼けした部分に広範囲の水ぶくれができている場合は、皮膚へのダメージが強い可能性があります。特に大きな水ぶくれが多数ある場合には、自宅でつぶしたり薬を塗ったりせず、医療機関へ相談しましょう。
水ぶくれが破れると感染のきっかけになることもあります。膿が出る、周囲の腫れが強くなるなどの変化があれば、感染の可能性も考えられるため早めの受診が必要です。
強い痛みや腫れが続いている
日焼け後の痛みや赤みは時間の経過とともに落ち着くことが多いものの、強い痛みや腫れが続いたり、時間が経つほど悪化したりする場合には医療機関へ相談しましょう。
日焼けによる炎症の程度は、見た目の赤さだけでは判断できないことがあります。
「いつもの日焼けと違う」「触れられないほど痛い」など気になる症状がある場合にも受診を検討してください。
発熱や吐き気などの全身症状がある
強い日焼けでは、皮膚の症状だけでなく、発熱や悪寒、頭痛、吐き気、強いだるさなどの全身症状を伴うことがあります。
また、暑い環境に長時間いた場合は熱中症が重なっている可能性も否定できません。
意識がもうろうとする、めまいが強い、水分が取れないなどの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
顔や目の周辺などに強い日焼けをした
顔に大きな水ぶくれや強い腫れがある場合には、医療機関への相談を検討してください。また、目も紫外線の影響を受けることがあります。
目の痛みや強い充血、見えにくさなどがある場合には、皮膚だけの問題と考えず眼科など適切な医療機関を受診しましょう。コンタクトレンズを使用している場合も、目に違和感や痛みがある間は無理に装用しないようにしてください。
乳幼児や子どもに強い日焼け症状がある
乳幼児や子どもに強い日焼けがみられる場合には、大人と同じ感覚で様子を見続けないことが大切です。特に水ぶくれや強い腫れ、発熱、ぐったりしているなどの症状がある場合には医療機関へ相談しましょう。
子どもは体調の変化を自分でうまく伝えられないこともあります。日焼けの範囲だけでなく、食欲や水分摂取量、元気があるかなども確認してください。
セルフケアをしても症状が改善しない・悪化している
冷却や保湿、紫外線を避けるなどのセルフケアを行っても症状が改善しない場合や、むしろ痛みや腫れが強くなっている場合には受診を検討しましょう。
また、水ぶくれに膿がたまる、周囲が強く腫れるなど、感染を疑う変化にも注意が必要です。
「もう少し様子を見れば治る」と自己判断で我慢せず、症状に不安がある場合は皮膚科などに相談してください。
ヒリヒリが治まった後の日焼けケア

赤みやヒリヒリが治まっても、肌が完全に元の状態へ戻ったとは限りません。
肌を乾燥や紫外線から守りながら、刺激の少ないケアを続けていきましょう。
保湿を続けて肌のバリア機能を整える
日焼け後は、ヒリヒリが治まった後も乾燥や皮むけが続く場合があります。刺激を感じない保湿剤を使い、肌を乾燥から守るケアを続けましょう。
ただし、皮むけを早く終わらせようとしてスクラブやピーリングを行う必要はありません。自然に皮膚が入れ替わるのを待ちながら保湿します。
赤みや痛みが完全に治まってから、肌の状態を確認しつつ普段のスキンケアへ少しずつ戻してください。
日焼け止めや日傘で紫外線対策を続ける
日焼け後の肌へさらに紫外線を浴びることを避けるため、症状が落ち着いた後も紫外線対策を続けましょう。
日焼け止めだけに頼るのではなく、日傘や帽子、長袖の衣類、日陰などを組み合わせると紫外線を避けやすくなります。
日焼け止めを塗った際に刺激を感じる場合には、無理に使用せず衣類などによる物理的な紫外線対策を優先してください。
シミや色素沈着が気になる場合は美容皮膚科に相談する
日焼け後に赤みが治まった後、シミや色素沈着が気になることがあります。美容皮膚科では肌の状態を診察したうえで、悩みや肌質に応じたスキンケアや治療について相談できます。
ただし、ヒリヒリや強い赤み、水ぶくれなどの急性症状が残っている時期に美容施術を急ぐ必要はありません。まず炎症を落ち着かせることを優先し、肌が回復してから相談しましょう。
日焼け後のシミや色素沈着が気になる方は、秋から始めるシミ治療についても確認してみましょう。
日焼け後のシミや色素沈着が気になる方へ
赤みやヒリヒリが十分に治まった後も、シミや色素沈着が気になる場合は、美容皮膚科で肌の状態に合った治療について相談できます。
日焼け後の肌を守るためにできる予防対策

日焼け後のケアと同じくらい大切なのが、強い日焼けを繰り返さないことです。
日焼け止めだけでなく、衣類や外出時間も工夫しながら紫外線を避けましょう。
日焼け止めを適切に使用する
日焼けを防ぐには、外出する環境や時間に合わせて日焼け止めを使用することが大切です。汗や水、摩擦などによって日焼け止めが落ちることもあるため、必要に応じて塗り直しましょう。
顔だけでなく、首や耳、腕、足など塗り忘れやすい部分にも注意が必要です。また、日焼け止めだけですべての紫外線を防ぐことはできないため、帽子や日傘などと組み合わせて対策してください。
日焼け止めが刺激になりやすい方は、肌にやさしい日焼け止めの選び方も参考にしてください。
帽子や日傘などで紫外線を防ぐ
紫外線対策では、日焼け止めとあわせて帽子や日傘、長袖の衣類、サングラスなどを活用しましょう。日陰を選んで歩くことも、紫外線を浴びる量を減らす方法のひとつです。
特に長時間屋外で過ごす日は、日焼け止めだけに頼らず複数の方法を組み合わせることがポイントです。海やプールなどでは水面、砂浜などから紫外線が反射するため、直接日光を浴びていない場合でも対策を続けましょう。
紫外線の強い時間帯はできるだけ外出を避ける
紫外線が強い時間帯に長時間屋外で過ごすと、日焼けのリスクが高くなります。外出時間を調整できる場合には、日差しが強い時間帯の長時間の屋外活動を避けるのもひとつの方法です。
外出が必要な場合には、日陰を利用し、帽子や日傘、衣類などで肌を保護しましょう。曇りの日や涼しい日でも紫外線は地表に届くため、「暑くないから大丈夫」と判断せず年間を通して紫外線対策を意識することが大切です。
日焼け後のケアに関するよくある質問

日焼け後は「いつまでに冷やせばよい?」「お風呂やメイクは大丈夫?」など、日常生活で迷う場面も多いでしょう。
ここでは、日焼け後のケアについてよくある疑問を解説します。
日焼け後は何時間以内にケアすればよい?
「○時間以内なら間に合う」という明確な時間が決められているわけではありません。日焼けに気づいたら、できるだけ早く直射日光を避けて肌を冷やしましょう。
日焼けの赤みや痛みは紫外線を浴びてから数時間後に現れ、12~24時間程度で強くなることがあります。そのため、帰宅時に赤みが目立たなくても、長時間紫外線を浴びた日は肌を冷やし、その後の状態を確認しておくとよいでしょう。
日焼け後はお風呂に入っても大丈夫?
軽い日焼けであれば入浴できますが、熱いお湯や長時間の入浴は避けましょう。熱いお湯によってヒリヒリやほてりを強く感じることがあるため、ぬるめのシャワーや短時間の入浴がおすすめです。
体を洗う際も強くこすらず、日焼けした部分への刺激をできるだけ減らしてください。水ぶくれや強い痛みがある場合には、無理に入浴せず、症状に応じて医療機関へ相談しましょう。
日焼け後にファンデーションなどメイクをしてもいい?
赤みやヒリヒリが強いときは、できるだけメイクを控えて肌への刺激を減らしましょう。ファンデーションを塗る際の摩擦だけでなく、クレンジング時にも肌へ負担がかかるためです。
どうしてもメイクが必要な場合には、痛みや水ぶくれのある部分は避け、できるだけ摩擦を加えないようにしてください。クレンジングや化粧品がしみる状態であれば、炎症が落ち着くまで使用を休むことをおすすめします。
日焼けをすると必ず皮がむける?
日焼けをしても必ず皮がむけるわけではありません。皮むけは、紫外線によってダメージを受けた皮膚の表面が数日後にはがれることで起こります。
皮むけの有無や程度は、浴びた紫外線の量や肌質などによって異なります。皮がむけ始めても無理にはがさず、保湿をしながら自然にはがれるのを待ちましょう。
皮むけがない場合でも、紫外線による肌へのダメージがなかったとは限らないため、紫外線対策を続けることが大切です。
日焼け後にアロエを塗ってもよい?
アロエを含む保湿剤やジェルは、日焼け後の肌を保湿し、不快感をやわらげる目的で使用されることがあります。米国皮膚科学会も、アロエベラを含む保湿剤を日焼け後のケアの選択肢として挙げています。
ただし、アロエを含んでいればすべての製品が肌に合うとは限りません。アルコールや香料などほかの成分が刺激になる場合もあります。
塗ってしみる、赤みが増えるなどの症状があれば使用を中止しましょう。
日焼け後のヒリヒリは冷却と保湿で正しくケアしよう

日焼け後に肌がヒリヒリするときは、まず直射日光を避け、冷たいタオルやシャワーなどで肌を優しく冷やすことが大切です。ほてりが落ち着いてから、刺激の少ない保湿剤を使って乾燥を防ぎましょう。一方、水ぶくれや強い腫れ、発熱、吐き気などがある場合は、セルフケアだけで対応せず医療機関への相談が必要です。
また、日焼け直後に美白ケアやピーリングを急ぐのではなく、まずは炎症を落ち着かせて肌を休ませてください。ヒリヒリや赤みが十分に治まった後も、シミや色素沈着が気になる場合は、美容皮膚科へ相談する方法があります。デイリースキンクリニックでは、肌の状態を確認したうえで、一人ひとりの悩みに合ったシミ・美白治療を提案しています。
日焼け後のシミ・色素沈着にお悩みの方は、デイリースキンクリニックのシミ・美白治療をご確認ください。シミ・美白治療の詳細を見る

