リフトアップや小顔・肌質改善の相談でよく比較されるのが「デンシティ(DENSITY)」と「ハイフ(HIFU)」。結論から言うと、狙う“層”と“仕組み”が違うため、目的に合わせて使い分けると満足度が上がります。
本記事ではデンシティとは何か、効果の出方・痛み・持続期間、そしてハイフとの違いについて解説します。

【結論】デンシティ(DENSITY)は、6.78MHz帯の高周波(RF)を顔全体に当てて、浅い層から深い層までをまとめて温める医療機器です。切らずに肌の引き締めと、ハリ・キメの底上げをねらう治療で、照射直後に引き締まった感じが出ることがあり、その後は熱の刺激による肌の作り替えが進むのに合わせて1〜3か月かけて変化が出てくるのが一般的です。冷却しながら照射するため痛みはマイルドなことが多く、ダウンタイムは赤みやほてりが数時間〜1日ほど。感じ方や変化には個人差があります。

デンシティとハイフそれぞれの特徴

デンシティ(RF高周波)

  •  6.78MHz帯のRFをモノポーラ+バイポーラで同時照射。深層の引き締めと浅層のハリ・小ジワの改善を両立。ガス冷却で快適性にも配慮。
  • 広い面をムラなく温め、肌質の底上げやフェイスラインの引き締めを狙う“たるみ×肌質改善”型。

ハイフ(高密度焦点式超音波)

  • 超音波を一点集中で加熱。SMAS筋膜層など深部から土台を引き上げ、輪郭をシャープにする“リフトアップ”型。
  • 部位ごとに深さカートリッジを使い分け、フェイスラインやほほ外側の引き上げに強み。

デンシティの効果はいつから出る?どのくらい続く?

デンシティは、照射直後の引き締まり感と、そのあとに進む肌の作り替えの2段階で変化が出ていきます。目安は次のとおりです。

時期起こりやすいこと
施術直後熱による引き締まり感が出ることがあります。赤みやほてりは数時間〜1日ほど
1〜2週間直後の引き締まり感はいったん落ち着きます。肌のなめらかさを感じる方もいます
1〜3か月熱の刺激で肌のコラーゲンがつくり直される反応が進むとされ、ハリやキメの変化を感じやすい時期です
3〜6か月変化はゆるやかに戻っていきます。継続する場合はこの間隔が目安です

「1か月でどのくらい変わるか」は、もともとの肌の状態や年齢によって差があります。1回で大きく変わる治療ではなく、1〜3か月の変化と継続で積み上げていく治療だと考えてください。

デンシティの痛みとダウンタイム

  • 痛み:冷却ガスを当てながら照射するため、温かさを感じる程度のことが多い治療です。額やあごなど骨に近い部分は熱が響きやすく、出力は様子を見ながら調整します
  • 麻酔:通常は必要ありません
  • ダウンタイム:赤みやほてりが数時間〜1日ほど。強い腫れや内出血が出る治療ではありません
  • 当日の過ごし方:メイクは当日から可能なことが多い治療ですが、激しい運動・飲酒・長風呂は熱感が強くなるため控えてください

デンシティを受ける回数と間隔の目安

  • 1回でも引き締まり感は出ることがありますが、肌質の底上げをねらう場合は3〜5回の継続が目安です
  • 間隔は3〜6か月おきが基本です。肌質改善を優先する場合は、もう少し短い間隔で組むこともあります
  • ハイフとははたらきかける層が違うため、同じ時期に組み合わせることもできます。順番や間隔は診察で相談してください

デンシティの効果を感じにくいケース

  • 皮膚のゆるみが大きい場合:高周波での引き締めだけでは足りないことがあり、糸リフトなど別の治療が向くことがあります
  • 輪郭の悩みが骨格や脂肪の量による場合:高周波で変えられる範囲ではないため、別のアプローチを検討します
  • 1回だけで判断した場合:変化は1〜3か月かけて出てくるため、直後だけを見て「効果がない」と感じることがあります
  • 肌の状態が整っていない場合:強い乾燥や日焼けがあるときは、出力を下げる必要があり、変化を感じにくくなることがあります

デンシティとハイフの違い

  • エネルギー
    デンシティ=RF(電磁波/高周波)/ハイフ=超音波
  • 照射範囲
    デンシティ=面で均一に加温(浅層〜深層まで幅広く)/ハイフ=点で深部にピンポイント
  • 効果
    デンシティ=肌の引き締め、ハリ・キメ改善、毛穴・小ジワの質感アップ+小顔感
    ハイフ=SMASからの土台引き上げ、フェイスラインのもたつき改善
  • 痛み
    デンシティ=冷却付きでマイルドなことが多い
    ハイフ=骨ばった部位で熱感・響きが出やすいことあり
  • ダウンタイム
    どちらも赤み・ほてり程度が主。翌日からメイク可が一般的
  • 持続期間
    デンシティ=数ヶ月(肌質改善は積み重ねで実感が増す)
    ハイフ=半年〜1年程度の土台リフト感が目安
  • 施術間隔
    デンシティ=3〜6ヶ月おきの継続がおすすめ
    ハイフ=6〜12ヶ月おきが目安

デンシティとハイフどちらが向いている?

こんな人はデンシティ向き

  • たるみと同時に「毛穴・キメ・小ジワ・ツヤ」など肌質も底上げしたい
  • 全顔をじんわり引き締めたい、小顔感とハリがほしい
  • 痛みをできるだけ抑えて広範囲に整えたい

こんな人はハイフ向き

  • フェイスラインのもたつきや下顔面の重さをスッと上げたい
  • “土台”からの引き上げで輪郭をシャープにしたい
  • イベント前に横顔のラインを整えたい

併用もおすすめ
まずハイフで深層を引き上げ→デンシティで浅層を整えると、輪郭と肌質の両方で仕上がりが均整に。異なる層にアプローチするので、たるみ予防・引き締め効果がさらにアップ。

デンシティやハイフ以外のたるみ治療って何がある?

  • RF治療:ダイヤモンドチップ
    コラーゲン再構築でハリUP。毛穴や凹凸も同時にケア。
  • ショートスレッド
    口横のもたつきや、たるみをゆっくりと引き締め。ナチュラルなリフトアップ効果。
  • ヒアルロン酸注入
    シワが深い場合はヒアルロン酸で改善がおすすめ。影や凹みを補正。
  • ボトックス(咬筋・広頸筋など)
    エラ張りや下顔面の横広がりに。20代後半からはエラボトックスを打つと筋肉が弱まり、逆にたるみの原因になることもあるため、注意が必要。
  • スキンブースター:水光注射・肌育注射など
    質感・ツヤの底上げを追加したいときに。

目的別|自分にあったたるみ治療

  • 輪郭を上げたい/横顔をシャープに
    ハイフ中心+必要に応じヒアルロン酸で支えを補強。
  • 全顔を引き締め、毛穴・キメも整えたい
    デンシティ中心+ポテンツァなどのRF治療・水光注射などで質感強化。
  • 即効性重視
    外科手術の糸リフトを検討しつつ、仕上げにデンシティで肌表面を整える選択も。
    ナチュラルな仕上がり、バレにくいリフトアップには、ショートスレッドもおすすめ。
    ・痛み・ダウンタイムを最小限に出力と照射範囲を調整。
    デンシティ単独や低出力ハイフから。

ゴールに早く近づくコツは、写真や「どこを優先して整えたいか」、ご予定を共有いただいたり、深層と浅層のバランスを一緒に考えることです。肌質や骨格によって合う施術は変わります。まずは診察で今の状態を丁寧にチェックします。

カウンセリングでは「こうなりたい」を遠慮なく教えてください。医師と相談しながら、あなたに合う方法を一緒に見つけましょう。どうぞお気軽にご相談ください。

デンシティに関するよくある質問

デンシティの効果は1か月でどのくらいですか?

1か月ごろは、直後の引き締まり感が落ち着き、肌のハリやキメの変化を感じ始める方が出てくる時期です。大きく輪郭が変わる段階ではありません。変化がはっきりしてくるのは1〜3か月で、感じ方には個人差があります。

1回でどれくらい変わりますか?

1回でも照射直後の引き締まり感は出ることがありますが、肌質の底上げをねらう場合は3〜5回の継続が目安です。もともとの肌のゆるみが大きい場合は、1回での変化は感じにくくなります。

目の下のたるみにも使えますか?

目のまわりは皮膚が薄く、照射できる範囲や出力が限られます。機器やチップによって対応できる部位が決まっているため、目の下が気になる場合は、診察で照射できる範囲と、ほかの治療を組み合わせるかを確認してください。

ボルニューマとはどう違いますか?

どちらも高周波(RF)を使う治療です。ボルニューマは単極(モノポーラ)の高周波で深い層を一気に温めるタイプ、デンシティはモノポーラとバイポーラを同時に使い、深い層と浅い層の両方にはたらきかけるタイプです。ねらう層と当て方が違うため、引き締めを優先するか、肌質の底上げもあわせてねらうかで選び分けます。

当院でデンシティを受けられるのはどの院ですか?

新宿院と心斎橋院で行っています。料金やチップの種類はデンシティの施術ページ、機器の詳細は機器の紹介ページをご確認ください。

未承認医療機器について
デンシティは、日本国内での医薬品医療機器等法における承認を取得しておりません。
入手経路:Jeisys社より、医師が個人輸入しています。
国内の承認医薬品等の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
諸外国における安全性等に係る情報:米国食品医薬品局(FDA)、韓国食品医薬品局(MFDS)、台湾衛生福祉部食品薬品局(TFDA)の認証を取得しています。