デンシティとは？

デンシティ（DENSITY）とは、小顔効果やリフトアップを目的とした最新の美容施術で、高周波（RF）エネルギーによって肌のたるみやシワを改善するリフトアップ治療機器です。
メスを使わない非侵襲的な施術なので身体への負担も少なく、初めて美容医療を受ける方にも比較的取り入れやすい治療法と言えるでしょう。

デンシティはこんな方におすすめ

• フェイスラインや頬のたるみ・二重アゴが気になる方（年齢とともに輪郭がぼやけてきた方）
• 目元・口元の小ジワや肌のハリ不足が気になる方（細かいシワや肌の弾力低下を改善したい方）
• 注射や手術はしたくない方（メスを入れずにリフトアップ治療を受けたい方）
• 即効性と持続性の両方を求める方（施術直後の効果も長期間の効果も得たい方）
• ダウンタイムを避けたい・忙しくて時間が取れない方（施術後すぐ日常生活に戻りたい方）

上記のようなお悩みを持つ方にデンシティは特に適しています。
例えば「最近フェイスラインのゆるみが気になる」「肌にハリやツヤがなくなってきた」「糸リフトや外科手術は抵抗があるが、何か小顔になれる施術はないか？」という美容医療初心者の方にとって、有力な選択肢となるでしょう。

デンシティの効果と人気な理由

デンシティは、高周波エネルギーによって皮膚を引き締める効果（タイトニング効果）と、肌内部のコラーゲン・エラスチン生成を促す効果の両方をもたらします。
そのため、施術直後から実感できる効果と、時間をかけて現れる持続的な効果の両方が得られる点が特徴です。
具体的にどのような効果があるのか、順に見ていきましょう。

即時的な引き締め効果（タイトニング）

デンシティ施術は、バイポーラRF（高周波）で皮膚を温め、コラーゲンや繊維を縮ませて即時的な引き締め効果を得られます。
これにより、たるんだフェイスラインや小ジワが目立ちにくくなり、弾力が高まります。
施術後、フェイスラインがすっきりし、小顔効果を実感できるのが大きな魅力です。

コラーゲン・エラスチン生成による持続的効果

デンシティは、モノポーラRFにより真皮深層や皮下組織までしっかり熱エネルギーを届けることで、皮膚の創傷治癒反応（自己治癒力）を引き起こし、線維芽細胞が刺激されて新しいコラーゲンやエラスチンの産生が促進されます。

この過程で肌のハリや弾力、ツヤが向上し、毛穴やキメも整います。
また、皮下脂肪層にもアプローチできるため、アゴ下の脂肪による二重アゴ改善にも効果があります。
効果は数週間〜数ヶ月で現れ、2〜3ヶ月後にピークを迎え、その後4〜6ヶ月持続することが一般的です。

デンシティは即効性と持続性を兼ね備え、施術後すぐに引き締め感を実感し、数ヶ月後には肌の調子の向上を感じられます。

デンシティの特徴

デンシティが人気を集める理由には、他の小顔・美肌系施術と比較した際の多くのメリットが挙げられます。
ここでは、デンシティならではの特徴や利点について、他施術との違いに触れながら解説します。

他の小顔・美肌施術との違いと優位性

一度の施術で即時効果と持続効果を得られる

従来のマシンでは深部または表面のいずれか一方へのアプローチしかできず、即効性と持続性を両立するには別々の施術が必要な場合もありました。
デンシティは特許取得のモノバイ技術によりモノポーラRF＋バイポーラRFの同時照射を可能にし、皮膚の深層と表層を同時にケアできるため、一度の施術でリフトアップの即時的効果と持続的効果の両方を実現できます。
これは他の単一エネルギーによる治療に比べ大きなアドバンテージです。

非侵襲的で身体への負担が少ない

糸リフトのように異物を挿入したり外科的に切開する必要がなく、麻酔もクリーム麻酔や冷却で対応可能なため体への負担やリスクが少ないのが利点です。

痛みが少なく快適に受けられる

デンシティは、強力な冷却機能を搭載した照射ハンドピースにより、施術中の痛みや不快感を大幅に軽減します。
熱エネルギーを与えながら肌を冷やし、わずかなほてり（熱感）程度で、多くの患者様が麻酔なしでも耐えられるレベルです。
従来の高周波治療よりも痛みが少なく、これが人気の理由です。

ダウンタイムがほとんどない

デンシティはダウンタイムが短く、施術後の腫れや内出血の心配はほとんどありません。
施術直後はわずかな赤みや熱感がある程度で、日常生活に支障はありません。
メイクや洗顔は翌日から可能、入浴は当日から可能です。
忙しい方でも週末や空き時間に受けやすい施術です。

高度な安全機能による効果の最適化

デンシティはリアルタイムで皮膚抵抗値を測定し、肌状態に合わせてエネルギー出力を自動調整します。
これにより均一で安全な加熱が行われ、火傷のリスクが低減します。
さらに温度センサーで皮膚温度を監視し、安全域内で制御されるため、高い安全性と安定した効果が得られます。以上のように、デンシティは効果の即効性と持続性、施術の快適さと安全性を高い次元で両立した施術です。
他の小顔施術（例えばHIFU〈高密度焦点式超音波〉や従来型RF、美容注射や糸リフトなど）と比べても、幅広い肌悩みに対応できてダウンタイムが少ないというメリットがあります。

副作用と施術前後の注意点

デンシティは安全性の高い施術ですが、医療行為である以上、副作用の可能性やより良い結果を得るための施術前後の注意事項があります。
最後に、施術を受けるにあたって知っておきたいポイントをまとめます。

考えられる副作用・リスク

デンシティ施術後はクリニックで十分な訓練を受けた医師・看護師が施術を行い、前述のとおり機器にも安全対策機能が備わっているため、深刻なトラブルは非常にまれです。
基本的に大きなダウンタイムはありませんが、以下のような副作用症状が生じることがあります。

• 発赤（赤み）や腫れ、ほてり感: 施術直後から数時間～数日程度で現れることがあり、通常自然に治まる。
• 水泡や火傷: まれにリスクがあり、特に高出力RFの場合、設定・手技によって火傷の可能性がある。
• 乾燥: 施術後1週間ほど肌のバリア機能が低下し、カサつきや皮むけが起こることがあるが、適切な保湿ケアで改善可能。
• 異常な痛みや水疱: 見られた場合は速やかにクリニックに相談。

万一、施術後に異常が見られた場合は、自己判断せず速やかにクリニックに連絡・相談してください。

施術前の注意点

施術を受ける前には、以下の点に注意しましょう。

• 日焼け直後の施術は色素沈着などのリスクがあるため、炎症が落ち着いてから受けましょう。
  施術前後は日焼け止めや日傘などで紫外線対策を徹底してください。
• 他の施術（ボトックスやヒアルロン酸など）を同部位に受けている場合は、1か月以上空けてからデンシティを行いましょう。
  高周波の熱が施術効果に影響する可能性があるためです。
• 心臓ペースメーカーや体内に金属・電子機器がある方、重篤な持病がある方は、事前に医師に申告してください。
• また、妊娠中・授乳中の方も施術を避けましょう。
• 健康状態や服薬についてはカウンセリング時に正直に伝えましょう。

施術後の注意点

施術後は以下のケア・注意事項を守り、肌を労わりましょう。

• 入浴・洗顔
  施術当日はシャワーのみとし、長時間の入浴やサウナは避けましょう。
  赤みや熱感を防ぐため、洗顔も刺激の少ないクレンザーで優しく行ってください。翌日以降は通常通りの入浴・洗顔が可能です。
• 飲酒・激しい運動
  施術当日は飲酒や激しい運動を避け、血行を促進しないようにしましょう。
  赤みや腫れの悪化を防ぐため、ゆっくり過ごし早めの就寝を心がけてください。
• メイク・スキンケア
  メイクは翌日からが基本ですが、当日OKな場合もあります。
  赤みがあるときは肌に優しいメイクを。
  スキンケアは施術直後から低刺激・高保湿のアイテムでしっかり保湿し、ピーリングやレチノールは避けましょう。
• 紫外線対策
  施術後の肌は紫外線に敏感です。
  シミ予防のためにも、外出時はSPF・PA値の高い日焼け止めを塗り、日傘や帽子で日差しを避けましょう。
  曇りの日も油断せず対策を。
• その他
  施術後1～2週間は強いマッサージや高温の美容施術は控え、肌への刺激を避けましょう。
  気になる症状があれば、早めにクリニックへ相談を。

以上がデンシティ施術の副作用と注意点になります。
デンシティは事前・事後のケアさえきちんと行えばリスクの低い安全な施術と言えます。
適切なアフターケアによって副作用を最小限に抑え、デンシティの持つリフトアップ効果・美肌効果を最大限に引き出しましょう。